扶桑町議会 2017-09-28
平成29年第5回定例会(第7日 9月28日)
第18 意見書案第9号
定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書について
第19 意見書案第10号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書について
第20 意見書案第11号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について
第21 意見書案第12号
道路整備予算の確保及び道路整備に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書について
第22 意見書案第13号 小中学校における
プログラミング必修化に対して支援を求める意見書について
第23 意見書案第14号 北朝鮮の核実験を厳しく糾弾・抗議し、問題解決のために世界と日本の安全確保を求める意見書について
第24 意見書案第15号 日本政府に
核兵器禁止条約の調印を求める意見書について
第25 意見書案第16号 「森友学園・加計学園」、防衛省・自衛隊の日報隠蔽問題の疑惑解明のために徹底的審議を求める意見書について
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本日の会議に付した案件
議事日程のとおり
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出席議員(16名)
1 番 和 田 佳 活 君
2 番 大 河 原 光 雄 君
3 番 小 室 輝 義 君
4 番 千 田 勝 文 君
5 番 佐 藤 智 恵 子 君
6 番 近 藤 五 四 生 君
7 番 兼 松 伸 行 君
8 番 澤 田 憲 宏 君
9 番 丹 羽 友 樹 君
10 番 杉 浦 敏 男 君
11 番 千 田 利 明 君
12 番 矢 嶋 惠 美 君
13 番 近 藤 泰 樹 君
14 番 髙 木 義 道 君
15 番 小 林 明 君
16 番 市 橋 茂 機 君
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欠席議員(なし)
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地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名
町 長 千 田 勝 隆 君
副 町 長 渡 辺 誠 君
教 育 長 中 島 博 明 君
総 務 部 長 鯖 瀬 武 君
健康福祉部長 千 田 茂 樹 君
産業建設部長 墨 井 康 仁 君
会計管理者 髙 木 幹 雄 君
教 育 次 長 加 藤 忠 昭 君
政策調整課長 北 折 廣 幸 君
総 務 課 長 岩 田 雄 尚 君
税 務 課 長 稲 葉 弘 夫 君
住 民 課 長 髙 木 明 君
介護健康課長 糸 井 川 浩 君
福祉児童課長 渡 邊 隆 吉 君
保 育 長 荒 井 裕 美 君
産業環境課長 江 口 英 樹 君
土 木 課 長 澤 木 俊 彦 君
都市整備課長 小 室 和 広 君
学校教育課長 尾 関 実 君
生涯学習課長 紀 平 剛 志 君
文化会館長 大 脇 綾 子 君
監査事務局長 滝 典 彦 君
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本会議に職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 髙 木 寿 幸 君
議会事務局主幹 奥 村 洋 君
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午前10時30分 開議
○議長(市橋茂機君) ただいまの出席議員は16名であります。
定数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付してあります議事日程表の順序で進めさせていただきたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程につきましては、このように決定いたしました。
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◎日程第1 議案第45号 平成29年度扶桑町
一般会計補正予算(第3号)から日程第17 私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書まで
○議長(市橋茂機君) これより日程第1、議案第45号 平成29年度扶桑町
一般会計補正予算(第3号)から日程第17、私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書までがそれぞれの所管の
常任委員会へ付託となっており、その審査が終了しております。この際、これを一括議題とし、各
常任委員長からその審査の経過並びに結果について報告を求めることといたします。
報告の順序につきましては、
総務建設常任委員長、
福祉文教常任委員長の順に報告を求めることにいたします。
常任委員長の報告に対する質疑についても、
常任委員長の報告ごとに進めさせていただきます。
これより、
小室輝義総務建設常任委員長の報告を求めます。
小室さん。
〔3番 小室輝義君登壇〕
○3番(小室輝義君) それでは、議長の指名により、
総務建設常任委員会の委員長報告を行います。
9月定例会本会議において、当
常任委員会に付託されました議案第45号 平成29年度扶桑町
一般会計補正予算(第3号)(所管部分)を初め議案4件、認定案3件を含む全7案件について9月19日に会議を開き、審査が終了いたしましたので、その経過と結果を御報告いたします。
最初に、都市整備課より、平成28年度
都市計画費決算・
都市計画税充当状況の資料説明があり、質疑はありませんでした。
以上で、資料の提出についてを終結いたしました。
その後、当
常任委員会に付託されました議案等の審査に入りました。
最初に、議案第45号 平成29年度扶桑町
一般会計補正予算(第3号)(所管部分)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。
主な質疑は次のとおりです。
政策調整課の関係では、地方交付税について1億7,394万9,000円の増額となっており、
基準財政需要額が当初の見込みと比べて2億円ほどの差があるがなぜかとの質疑に対して、当初予算は国の
地方財政計画により算定しているが、実際の算定により、このような結果になったと答弁がありました。
当初算定のときに、何かもとになる数字が違っていたのではないかとの質疑に対して、国の示す数字を確認して積み上げたものであり、需要額が伸びているものと判断していると答弁がありました。
総務課の関係では、
情報系事業費の
機械器具費ネットワークHUBが当初予算では416万7,000円で、補正予算が210万6,000円と半額になっているが、基準価格のようなものがあるかとの質疑に対して、2社から見積もりをとって、安い価格の見積もりを採用して予算編成をしていると答弁がありました。
公用車の買いかえについて、車種を決めておいて随意契約となるのか、何社による入札になるのかとの質疑に対して、車種を決めてから入札を行う予定である。入札は5社を予定していると答弁がありました。
産業環境課の関係では、
尾張北部環境組合負担金の
建設事業費1,300万6,000円の内容はとの質疑に対して、組合への派遣人件費として市町への負担金が4,773万円、
環境影響評価等調査業務など、委託料として2,688万7,000円が大きな要因となっていると答弁がありました。
PFI導入の事業費と
PFI導入可能性調査はどういうものかとの質疑に対して、事業費は540万円である。
導入可能性調査は新
ごみ処理施設の建設や運営に当たり、最少の経費で最大の効果を上げるための効率的な事業手法を検討するということで、PFIを必ず行うという前提ではなく、PFIの導入ができるかどうか可能性を含めた調査業務になっていると答弁がありました。
都市整備課の関係では、
小渕江南線沿線地区対策事業費の
生活道路交通社会実験計画作成について、県の事業をどうして町でやらなくてはならないかとの質疑に対して、地元の
生活道路交通の不安を解消するためのものであり、ワークショップの提言を受けて実施するものであると答弁がありました。
質疑終結後、討論に入りました。
反対討論として、今回提案されている補正予算は3億1,707万3,000円を追加するものだが、そのうち2億4,000万円を積立金とするのが今度の予算の特徴である。住民が切実に要求している問題について予算を計上して解決していくべきであり、住民の要求に応える予算になっていないので反対する。
賛成討論として、今回の補正は、歳入においては町税の伸びと地方交付金、国や県からの支出金などの交付決定による精査が主なものである。歳出の主なものは各種基金の積み立て、
生活道路補修などへの対応を考慮した本補正予算の内容は適切と認め、賛成するとありました。
討論終結後、採決の結果、議案第45号 平成29年度扶桑町
一般会計補正予算(第3号)(所管部分)は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第47号 平成29年度扶桑町
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。
主な質疑は次のとおりです。
町債が140万円増額になっている。今年度末の残高が25億3,858万1,000円になるが、将来的に現在の
下水道整備予定区域の整備を行うと町債はどれくらいになるかとの質疑に対して、現在の
事業計画区域270ヘクタールの工事期間は平成34年度までの5年間で同規模の事業を行い、起債も同程度借りる予定である。新規借入額は5年で7億円程度を予定していると答弁がありました。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第47号 平成29年度扶桑町
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第50号 扶桑町特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の制定についてを議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。
主な質疑は次のとおりです。
今後、不適切な事務処理を防止するためにどういう対策をとるのかとの質疑に対して、今後このような不適切な事務を発生させないための方策として、次の3点を重点として取り組んでいる。
1点目、各課で年度当初作成している
事務執行計画書に基づき、管理職が適切に遂行されているかを確認する。2点目、決裁を重視し、不適切な処理があれば早期に部下を指導する。3点目、各課への伝達のあり方を改善する。幹部会による伝達とは別に、部長と課長で話し合い、その後、各課においても各
グループ単位で対応を話し合う。住民目線で創意工夫をし、風通しのよい職場を確実に実現することにより、事務の質を向上させたいと答弁がありました。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第50号 扶桑町特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の制定については、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第51号 扶桑町
個人情報保護条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第51号 扶桑町
個人情報保護条例の一部を改正する条例については、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、認定案第1号 平成28年度扶桑町
一般会計歳入歳出決算認定について(所管部分)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。
主な質疑は次のとおりです。
政策調整課の関係では、実質収支に関する調書について、翌年度へ繰り越すべき財源の
繰越明許費繰越額はどこの費用かとの質疑に対して、民生費、社会福祉費の
経済対策臨時福祉給付金事業であると答弁がありました。
総務課の関係では、公共施設等の
総合管理計画で調査した結果、構造体の結果が良好なため、
目標耐用年数を70年として改修などで長寿命化するとあるが、本当に良好なのか、またどのように調査を行ったのかとの質疑に対して、
コンクリートコアを庁舎から採取して、
圧縮強度試験、
中性化試験ともに特に問題はないと報告を受けている。中性化試験は、水等が入って
コンクリートが弱くなっていないか調べるものですが、建物の強度については問題ないと報告を受けていると答弁がありました。
産業環境課の関係では、
中小商工業者等活性化支援事業補助と
ITビジネスチャレンジ事業補助について、必要な事業と思うが現状はどうかとの質疑に対して、広報紙とホームページにより周知し、
中小商工業者等活性化支援事業補助については、直接補助の案内を送付している。しかし、申請される方はなかったと答弁がありました。
小規模業者の減少が大きいので、
中小企業振興基本法に対応する町の条例をつくるべきではないか。条例を制定すると都合の悪いことでもあるのかとの質疑に対して、事業者の振興について、町の責務は承知している。条例策定と
小規模事業者振興との関係が実際としてどのような効果があるのか、よく見えてこない部分があるのが正直なところで、都合が悪いということではないと答弁がありました。
土木課の関係では、
河川費補助金については、平成28年度の
浸水防止塀設置費補助金の実績はゼロだが、今年度現在までの申請状況はとの質疑に対して、
浸水防止塀設置費補助金の申請については現在2件であると答弁がありました。
道路占用について、その件数と
占用届け出者は。ガス工事後の舗装復旧は全面復旧で指導できないかとの質疑に対して、毎月30件ほどあり、主にガス、水道、下水である。占用基準に基づき指導をしている。本復旧は掘削幅のプラス30センチで決められている。下水道と同時での工事などの場合は、全面復旧する場合もあると答弁がありました。
都市整備課の関係では、国道41号線
沿線地区土地利用構想検討業務について、今後どのように進めていくのか、また
都市マスタープランの見直しはどうかとの質疑に対して、本町において国道41号線の計画的なまちづくりをしていく方向性についてははっきりしている。まちづくりは地元の協力なしでは事業を進めることはできない。現在、地元と協議を重ね、愛知県との関係機関とも調整をしている。また、現在、
マスタープランの部分見直しを行っており、計画等の整理をしているところであると答弁がありました。
質疑終結後、討論に入りました。
反対討論として、平成28年度扶桑町
一般会計歳入歳出決算認定について反対する。28年度の事業が本当に住民の皆さんの要望に十分応えたとは言えないと思う。例えば、巡回バスの運行などはほとんど取り組んでいない。中小業者に対する施策も従来のままで、中小業者の営業と暮らしを守っていく施策が十分行われていなかったと思う。そういった決算のため認定に反対する。
賛成討論として、平成28年度の実質収支額は3億1,281万3,000円で、財政運営は黒字であり良好と判断できる。
経済対策事業、治水対策、
生活道路整備等への支出がなされており、適切な執行と認め、認定に賛成するとありました。
討論終結後、採決の結果、認定案第1号 平成28年度扶桑町
一般会計歳入歳出決算認定について(所管部分)は、賛成多数で認定すべきものと決しました。
次に、認定案第2号 平成28年度扶桑町
土地取得特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。
主な質疑は次のとおりです。
土地開発基金の9,000万円で先行取得する場合、どれくらいの土地を取得できるのか。今後9,000万円あれば用地を取得して事業ができると考えているのかとの質疑に対して、土地の大きさや規模によって、どれくらいの基金規模が適正かという判断は難しいので、今後、事業が発生したら、基金の規模を検討していきたいと答弁がありました。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、認定案第2号 平成28年度扶桑町
土地取得特別会計歳入歳出決算認定については、賛成全員で認定すべきものと決しました。
次に、認定案第4号 平成28年度扶桑町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、認定案第4号 平成28年度扶桑町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定については、賛成全員で認定すべきものと決しました。
以上で、
総務建設常任委員会に付託されました全7案件、全て審査が終了したことを御報告いたします。以上でございます。
○議長(市橋茂機君) これより
小室輝義総務建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。
質疑のある方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 質疑もないようですから、以上で
小室輝義総務建設常任委員長の報告に対する質疑を終結します。
次に、
大河原光雄福祉文教常任委員長の報告を求めます。
大河原さん。
〔2番 大河原光雄君登壇〕
○2番(大河原光雄君) 議長の指名により、
福祉文教常任委員会の委員長報告を行います。
9月定例会本会議において、当
常任委員会に付託されました議案第45号 平成29年度扶桑町
一般会計補正予算(第3号)(所管部分)を初め議案4件、認定案4件、請願1件、陳情3件を含む全12案件について9月20日に会議を開き、審査が終了いたしましたので、その経過と結果を御報告いたします。
最初に、福祉児童課より
地域生活支援事業における
日常生活用具費給付一覧表に関する資料説明があり、質疑はありませんでした。
以上で、資料の提出についてを終結いたしました。
その後、当
常任委員会に付託されました議案等の審査に入りました。
最初に、議案第45号 平成29年度扶桑町
一般会計補正予算(第3号)(所管部分)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。
主な質疑は次のとおりです。
住民課の関係では、
戸籍住民基本台帳事務費(臨時)に
派遣業務委託料が計上されているが、産休職員の代がえ、何名分の予算かとの質疑に対して、派遣職員1名の予算であると答弁がありました。
福祉児童課の関係では、
意思疎通支援事業委託料の18万6,000円の増額の内容はとの質疑に対して、手話を必要とする方のところに手話ができる方を派遣するという手話通訳の派遣委託料であると答弁がありました。
災害見舞金100万円は、今回の集中豪雨の床上浸水に対する費用かとの質疑に対して、7月14日の大雨豪雨において、充用の事務上の手続で災害見舞金の支給がおくれたという事実があった。早急に対応ができるよう今回補正をお願いするものであると答弁がありました。
学校教育課の関係では、
小学校費補助金の
インクルーシブ教育システム推進事業の内容はとの質疑に対して、柏森小学校において導尿、山名小学校において導尿とたんの吸引を必要とする児童のために、
医療的ケア支援員を配置すると答弁がありました。
要準要
保護児童援助事業費45万4,000円は、入学前に支給の体制をとるのかとの質疑に対して、2月の中旬まで申請を受け付けし、3月に支給の予定であると答弁がありました。
生涯学習課の関係では、正職員の異動による
派遣業務委託は臨時的な措置という考えでよいかとの質疑に対して、6月の人事異動に伴う臨時的な措置と考えるが、図書館の運営において、
住民サービスが低下しないように、人事担当と調整をしながら進めると答弁がありました。
質疑終結後、討論に入りました。
反対討論として、3億円余りの歳入増に対する歳出は、
基金積み立てが76.8%で、民生費の占める割合は1.5%、教育費についても
基金積み立てを除けば3.1%である。個々のもの一つ一つ全てに反対をするわけではないが、地方自治体の努めは住民の福祉増進で、子育て支援、高齢者福祉など住民要求に十分応えてない補正内容のため、本議案に反対する。
賛成討論として、主な補正は保育園園舎の漏水工事、要準要
保護児童援助費、
高雄小学校整備費、図書館の
防犯カメラ設置工事、
トイレ改修工事などで、速やかに対応されることが望まれるものである。
学校教育施設建設基金積立金においては、扶桑町の未来を担っていく子どもたちへの環境整備のために、また災害救助費は、今後起こり得る災害に備えて住民の暮らしを守るために必要と考える。よって、本議案に賛成するとありました。
討論終結後、採決の結果、議案第45号 平成29年度扶桑町
一般会計補正予算(第3号)(所管部分)は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第46号 平成29年度扶桑町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。
主な質疑は次のとおりです。
予備費の9,100万円の使い道はとの質疑に対して、医療費の増加に備えて予備費を持っていると答弁がありました。
広域化に向けて試算が出ているが、全国の状況を勘案すると、扶桑町でも保険税の負担が1.2倍に増加し、保険税が五、六万円上がるのではと予測するがとの質疑に対して、今回の資料は国費が1,200億円追加投入されたもので試算されている。今後調整がされていくものと思うと答弁がありました。
質疑終結後、討論に入りました。
反対討論として、高い国保税のため滞納や、それに伴う差し押さえ、東尾張地方税滞納整理機構に移行などが発生している。国保税の引き下げ、減免制度について、先進の他市町の動向を見きわめ、住民の皆さんの要望に応えることが求められる。本補正には、そうした財政出動がない。よって、本議案に反対するとありました。
賛成討論はなく、討論終結後、採決の結果、議案第46号 平成29年度扶桑町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第48号 平成29年度扶桑町
介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。
基金の補正額が約6,500万円、予備費の補正額が89万2,000円で、補正増がこれだけあるが、介護保険料の値上げをしなくてもよかったのではないか、どのように活用されるのかとの質疑に対して、基金は1億4,500万円程度になることを見込んでいる。この基金を取り崩して第7期介護保険料を算定し、予備費は必要により活用すると答弁がありました。
質疑終結後、討論に入りました。
反対討論として、たび重なる制度改悪・後退で保険料・利用料の引き上げと利用限度・利用枠の縮小は、高齢者にはますます不安と苦しみを与えている。本補正は、そうした住民の皆さんの願いに寄り添った内容ではないと考える。よって、本議案に反対する。
賛成討論として、今回の補正額は、歳入は繰越金、歳出では介護給付金準備資金などの精算が主なものである。引き続き本町に適した介護予防、要支援・要介護のための事業、安定的な介護保険制度の運営を要望して賛成するとありました。
討論終結後、採決の結果、議案第48号 平成29年度扶桑町
介護保険特別会計補正予算(第2号)は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第49号 平成29年度扶桑町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第49号 平成29年度扶桑町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、認定案第1号 平成28年度扶桑町
一般会計歳入歳出決算認定について(所管部分)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。
主な質疑は次のとおりです。
介護健康課の関係では、緊急通報システム利用対象者は虚弱な方とあるが、曖昧ではとの質疑に対して、リスクの高い方を対象としている。ひとり暮らしの80歳以上全ての方を対象とするのであれば、利用者負担等の検討も必要と考える。今後も利用対象者等については研究していくと答弁がありました。
インフルエンザ予防接種について、高齢者は定期接種になっているが、子どものインフルエンザ予防接種については補助がない。予防接種についての支援等、他市町の状況はとの質疑に対して、自治体独自で助成をしているところもあると思うが、町としては、現在、国の予防接種の定期化をしているものについて実施している状況であると答弁がありました。
福祉児童課の関係では、高雄西保育園の園児数が125人で定員より5人多いが、国の基準では許容範囲かとの質疑に対して、保育所への入所の円滑化についてという厚生省児童家庭局保育課長通知により、年度当初においては、おおむね認可定員に15%を乗じて得た数の範囲内で保育の実施を行っても差し支えないとされ、児童福祉施設最低基準を満たしていることを条件に認められていると答弁がありました。
放課後デイサービスにおける事業所のガイドラインでは、評価方法の公表が言われているが現状はとの質疑に対して、現状、評価の公表はされていないが、事業所、役場、学校との連携を含め、今後は進めていきたいと答弁がありました。
学校教育課の関係では、地域学習活動支援事業について、土曜教室が年間14回実施されたが、回数、人数をふやす予定はあるかとの質疑に対して、平成29年度は18回実施する予定である。指導員も必要であり、中学生も含め総合的に考えていきたいと答弁がありました。
生涯学習課の関係では、学校体育施設スポーツ開放事業で、近隣市町では利用料金を徴収していると聞くが徴収の考えはとの質疑に対して、現在は無料開放であるが、光熱費もかかるので、今後は学校開放運営委員会で検討していきたいと答弁がありました。
学習等供用施設管理費は前年実績と比較すると、開設日が減っているにもかかわらず利用人数が大幅にふえている。その要因はとの質疑に対して、今回より放課後児童クラブの利用者数を計上している関係で多くなっていると答弁がありました。
新刊書が例年と比較して多いがとの質疑に対して、まち・ひと・しごと創生総合戦略の本から学ぶ子育て情報事業に関連した臨時的予算で、子育て関連の本、絵本など図書985冊等を購入し、子育て関連コーナーを設置していると答弁がありました。
文化会館の関係では、グランドピアノ開放日をふやす考えはとの質疑に対して、ホールと展示室の利用のない日に限るので、夏休みだけの開放となると答弁がありました。
質疑終結後、討論に入りました。
反対討論として、住民の皆さんの暮らしの実態を踏まえた中身でないという立場で予算に反対した。平成29年度からは児童館のことが検討されているが、28年度は児童館、巡回バスは相変わらず建設、あるいは運行に足を踏み出さない状況である。子どもの貧困に対する財政出動も不十分で、保育料の軽減、給食費の補助、こうした経済的な支援や、正規保育士をふやして保育の質を向上するという安心の保育体制をつくることが必要と考える。以上の理由から本決算に反対する。
賛成討論として、主なものが民生費で、全体構成比が39.3%、伸び率6%である。年金生活者等支援臨時特例給付金などの増加によるものである。子育て支援の充実では、保育所関係のゼロ歳児保育実施のための施設整備などがある。また、教育費では、構成比が13.4%、伸び率15.6%である。山名小学校空調設備整備事業、扶桑中学校体育館改修工事、教育体制の充実で土曜教室の開催など、子どもたちの健やかな成長のための環境整備が進められた。ほかにも、多様な社会情勢の変化に合わせた施策が推進された。両所管部分を合わせると全体構成比の52.7%となり、将来の人への投資、住民の安心・安全な生活を確保するため大変重要と考える。よって、適正なる執行と認め賛成するとありました。
討論終結後、採決の結果、認定案第1号 平成28年度扶桑町
一般会計歳入歳出決算認定について(所管部分)は、賛成多数で認定すべきものと決しました。
次に、認定案第3号 平成28年度扶桑町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。
主な質疑は次のとおりです。
特定健診の受診率向上は早期発見、健康維持に必要なことで、対象者に勧奨はがきも出しているようだが、受診者数の最近の推移からその効果はとの質疑に対して、対象者に対して、記録票を送り勧奨をしている。過去5年間の受診率は約45%と横ばいで、率的に見て半分以下ではあるが、それなりに効果があったと思っていると答弁がありました。
質疑終結後、討論に入りました。
反対討論として、国民健康保険税の引き下げ、減免制度の充実で住民の皆さんの健康を確保し、滞納を減らし、健全な国保財政にすることが扶桑町の責務と考える。決算では2億7,600万円強の黒字、単年度収支も5,965万円で十分国保税の引き下げはできたと考え、本決算には反対する。
賛成討論として、被保険者数は年々減少し、反比例して医療費は伸びている状況において、平成28年度決算は安定した執行がなされていると考える。新制度に向けて財政負担の変動も考えられ、慎重な運営が求められる。今後も医療費の伸びを抑えるために特定健康診査の受診率の向上など、保健事業活動に努めていただき、公平性を保ち、健全な運営に引き続き努力をしていただくことを要望し、賛成するとありました。
討論終結後、採決の結果、認定案第3号 平成28年度扶桑町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定については、賛成多数で認定すべきものと決しました。
次に、認定案第5号 平成28年度扶桑町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。
主な質疑は次のとおりです。
介護予防事業費について、人件費部分が多いと考えるが、2次予防事業対象者把握事業の委託先と事業の内容はとの質疑に対して、一般の民間事業者で介護認定のない65歳以上の方を対象にチェックリストを実施し、その結果を報告するとともに、介護予防事業の勧奨を行っていると答弁がありました。
質疑終結後、討論に入りました。
反対討論として、介護保険も国民健康保険同様、1億300万円強の黒字である。単年度収支でも4,500万円強の黒字で、ますます制度改悪が進んでいる中で、住民の皆さんに負担を強いる保険料の値上げは必要なかったと考える。福祉充実、住民の負担軽減の立場でないことから、本決算には反対する。
賛成討論として、歳入については被保険者の保険料と、国・県・町の公の負担、そして基金からの繰入金、前年度からの繰越金が主なものとなっている。また、歳出においては、介護サービス等保険給付費、地域支援事業、介護予防サービス事業等、総合的に介護給付に対する費用に充てられており、今後も高齢者、要介護認定者の増加が見込まれるが、介護保険制度の安定的な事業を望み、賛成するとありました。
討論終結後、採決の結果、認定案第5号 平成28年度扶桑町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定については、賛成多数で認定すべきものと決しました。
次に、認定案第6号 平成28年度扶桑町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。
主な質疑は次のとおりです。
被保険者数の64歳から74歳の区分は、障害者の方で後期高齢者医療に加入された方の数かとの質疑に対して、そのとおりであると答弁がありました。
質疑終結後、討論に入りました。
反対討論として、後期高齢者医療の保険料の値上げがあるということで、予算の段階で反対をした。後期高齢者医療も年々保険料の負担が利用者に押しつけられている。子どもの医療費同様、高齢者の医療費も国の責任で無料化すべきと考える。よって、本決算には反対する。
賛成討論として、平成28年度扶桑町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算は、歳入総額で前年度比9.3%増、歳出総額で前年度比9.4%増となっている。今後ますます高齢化が進む中、高齢者の方の最も大切な医療であり、平成28年度決算は適切に処理されていると考え、賛成するとありました。
討論終結後、採決の結果、認定案第6号 平成28年度扶桑町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定については、賛成多数で認定すべきものと決しました。
次に、請願第1号
定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願書を議題とし、意見、討論はなく、採決の結果、請願第1号
定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願書は、賛成全員で採択すべきものと決しました。
次に、国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書を議題とし、意見、討論はなく、採決の結果、国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書は、賛成全員で採択すべきものと決しました。
次に、愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書を議題とし、意見、討論はなく、採決の結果、愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書は、賛成全員で採択すべきものと決しました。
次に、私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書を議題とし、意見はなく、討論に入りました。
反対討論として、扶桑町の私学助成については平成11年度より所得制限を外し、保護者負担公私格差を是正すべく補助を行っている。限度額1万6,000円を維持し、県下でもまずまずの水準を維持している。扶桑町の財政状況を鑑み、その拡充は厳しいと言わざるを得ない。よって、反対する。
賛成討論として、黒字財政状況で非常に財政が厳しいというのは、町当局の立場を代弁するものである。公私格差をなくすと同時に教育の機会均等を保障するために、町も積極的に私立高校生を援助していくべきである。そのように考え、本陳情には賛成するとありました。
討論終結後、採決の結果、私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書は、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。
以上で、
福祉文教常任委員会に付託されました全12案件、全て審査が終了したことを御報告いたします。以上です。
○議長(市橋茂機君) これより
大河原光雄福祉文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。
質疑のある方。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 小林さん。
○15番(小林 明君)
戸籍住民基本台帳事務費において、
派遣業務委託料について質疑が行われておりますが、この派遣業務の内容については明らかにされていなかったですか。
○議長(市橋茂機君) 大河原さん。
○2番(大河原光雄君) 質疑されませんでした。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 答弁によると、派遣職員1名の予算であるということですけれども、派遣職員でなければならないのか、あるいは臨時職員で対応できなかったのか、どちらかが明らかにされなかったですか。
○議長(市橋茂機君) 大河原さん。
○2番(大河原光雄君) その質疑はありませんでした。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 小林さん。
○15番(小林 明君) この派遣職員の委託というのは、要するに派遣職員だと直接委託料を支払うんじゃないと思うんですよね。派遣会社に対して委託料を払って、その委託料の中から派遣職員の給与が支払われると思うんですけれども、そういう意味ではピンはねされるという可能性があるというふうに僕は思います。
続いて、お尋ねしますが、生涯学習課の関係ですが、学校体育施設スポーツ開放事業で、近隣市町では利用料を徴収していると聞くが、徴収の考えはという質疑があったようですが、これは徴収すべきという立場で質疑がされたのか、あるいは徴収すべきではないという考えで質疑がされたのか、どちらなんでしょうか。
○議長(市橋茂機君) 大河原さん。
○2番(大河原光雄君) 光熱費などもかかると思いますので、利用料金を徴収するという考えはないですかという御質問でございました。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 考えはないですかといったら、徴収すべきだという立場での質疑だというふうに思いますが、一体誰がそういう質疑をしたんですか。
○議長(市橋茂機君) 大河原さん。
○2番(大河原光雄君) 佐藤委員でございます。
○15番(小林 明君) 佐藤智恵子さんですか、はい。
○議長(市橋茂機君) ほかに質疑ありませんか。
〔挙手する者なし〕
○議長(市橋茂機君) ほかに質疑もないようですので、以上で大河原
福祉文教常任委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第1 議案第45号 平成29年度扶桑町
一般会計補正予算(第3号)
○議長(市橋茂機君) これより日程第1、議案第45号 平成29年度扶桑町
一般会計補正予算(第3号)について、討論を行います。
討論のある方。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 小林さん。
〔15番 小林 明君登壇〕
○15番(小林 明君) 議案第45号 平成29年度扶桑町
一般会計補正予算(第3号)に反対の討論を行います。
今回提案されている予算は、歳入歳出それぞれ3億1,707万3,000円を追加し、総額を97億2,407万2,000円にするというものであります。
その内容を見てみますと、最大の特徴は基金への積み立てであります。財政調整基金へ4,340万7,000円、公共施設建設基金へ9,000万円、学校教育施設建設基金1億1,000万円という、合わせて追加された総額の75%を超える2億4,340万7,000円が積み立てされる予算となっております。
また、もう一つ問題なのが尾張北部環境組合
建設事業費の負担金でありますが、この組合の新施設
ごみ処理施設について、まだ十分地元住民の皆さんの理解が得られていないという中で強行されてきているものでありますが、施設の建設、あるいは維持管理等をPFIで行うということを検討する、そういう事業費も含まれているわけで、PFIが本当にごみ焼却施設を建設し、管理運営をしていくというものに適しているかどうかということが一つの問題だと思いますが、結局、PFIによって管理運営されれば、ごみの量を一定確保しなければ利益が上がらないということになるわけで、ごみ減量にますます逆行する、こういうことにならざるを得ないと思います。そうした点では、そのようなPFIの導入を検討する余地はないというふうに私は思いますので、そうした予算が計上されているという問題があるということが言えると思います。
また、新愛岐大橋の架橋に関する関連の
生活道路交通社会実験計画作成委託料が計上されております。これは新愛岐大橋の架橋は愛知県の事業であります。愛知県の事業に関連するものに、なぜ扶桑町の公金が支出されなければならないのか、この点については全く疑問でありますし、このような県の事業に町の財源をつぎ込むということは問題だというように思います。
要するに、こういう問題があるということを裏返して言えば、住民の皆さんの要求にどう応えるかという立場で今回補正予算が提案されたわけではないと私は思います。アベノミクスによって、住民の皆さんの暮らしはますます厳しさを増すという状況のもとで、住民の皆さんの要求にどう応えていくか、これこそが扶桑町の町政の立場だと私は思います。そうした住民の皆さんの暮らしをいかに守っていくかという立場に立たずに積立金や支出する必要のないところに支出する、あるいは問題があるところに支出するという予算が計上されているわけで、到底、今回提案された平成29年度扶桑町
一般会計補正予算に賛成できるものではありません。よって、反対をいたします。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論はありますか。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 杉浦さん。
〔10番 杉浦敏男君登壇〕
○10番(杉浦敏男君) おはようございます。
議案第45号 平成29年度扶桑町
一般会計補正予算(第3号)について、賛成の立場で討論させていただきます。
今回の補正は、歳入歳出それぞれ3億1,707万3,000円追加して、歳入歳出合計は97億2,407万2,000円となります。
歳入においては、町税の伸びと地方交付税及び県・国から支出金など、交付決定によるものの精査が主なものであります。
歳出の主なものでは、財政調整基金の積み立てや
学校教育施設建設基金積立金、公共施設建設基金積立金等、事業においては、尾張北部環境組合
建設事業費、
生活道路交通社会実験計画作成委託料、
高雄小学校整備費、図書館の
防犯カメラ設置工事、
トイレ改修工事などとなっており、本補正予算の補正内容は適切と認めます。今後はさらに当初予算の精度を上げていただき、町民のためになる施策を進めていただくことをお願いいたしまして賛成といたします。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論ありますか。
〔挙手する者なし〕
○議長(市橋茂機君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより議案第45号の採決を行います。
本案に対する各
常任委員長の報告は可決であります。本案は、各
常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(市橋茂機君) ありがとうございます。
起立多数であります。よって、議案第45号 平成29年度扶桑町
一般会計補正予算(第3号)は、各
常任委員長の報告のとおり可決されました。
ここで、議事の都合上、昼食休憩に入りたいと思います。午後は1時から再開したいと思います。
午前11時29分 休憩
午後1時07分 再開
○議長(市橋茂機君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。
――――――――――――――――――――――──
◎日程第2 議案第46号 平成29年度扶桑町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(市橋茂機君) 次に日程第2、議案第46号 平成29年度扶桑町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。
討論のある方。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 髙木さん。
〔14番 髙木義道君登壇〕
○14番(髙木義道君) 議案第46号 平成29年度扶桑町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)に反対をします。
歳入の増は、国民健康保険税が460万、療養給付費等交付金が1,600万、繰越金の確定で4,900万あります。歳出の55%が予備費への投入であります。高い国保税のために滞納や差し押さえ、あるいは東尾張地方税滞納整理機構に移行される、こうした事案が多く発生しております。住民の皆さんの負担軽減、そのために国保税の引き下げを行い、減免制度を充実する先進地の他市町の動向をしっかりと研究、見きわめ、住民の皆さんの要望に応えることこそ求められています。本補正予算にはそうした財政出動がありません。よって、本議案に反対をいたします。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論はありますか。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 近藤さん。
〔13番 近藤泰樹君登壇〕
○13番(近藤泰樹君) 議案第46号 平成29年度扶桑町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、賛成の立場で討論いたします。
平成29年度扶桑町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ7,056万1,000円を追加していますが、歳入では一般被保険者分保険税が698万8,000円の増額、退職被保険者等保険税が237万9,000円の減額と、当初と比較して若干の差異があったものの、安定した国保運営に欠かせないため必要な補正と考えます。
歳出では、前年度精算に係るもの、また予備費については医療費の伸びに対応するための財源調整として適正な措置と考えます。よって、平成29年度扶桑町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)については賛成とさせていただきます。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論はありませんか。
〔挙手する者なし〕
○議長(市橋茂機君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより議案第46号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は可決であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(市橋茂機君) ありがとうございました。
起立多数であります。よって、議案第46号 平成29年度扶桑町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、
常任委員長の報告のとおり可決されました。
――――――――――――――――――――――──
◎日程第3 議案第47号 平成29年度扶桑町
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(市橋茂機君) 次に日程第3、議案第47号 平成29年度扶桑町
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。
討論のある方。
〔挙手する者なし〕
○議長(市橋茂機君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより議案第47号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は可決であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(市橋茂機君) ありがとうございます。
起立全員であります。よって、議案第47号 平成29年度扶桑町
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、
常任委員長の報告のとおり可決されました。
――――――――――――――――――――――──
◎日程第4 議案第48号 平成29年度扶桑町
介護保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(市橋茂機君) 次に日程第4、議案第48号 平成29年度扶桑町
介護保険特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。
討論のある方。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 髙木さん。
〔14番 髙木義道君登壇〕
○14番(髙木義道君) 議案第48号 平成29年度扶桑町
介護保険特別会計補正予算(第2号)に反対します。
たび重なる制度の改悪・後退で利用者にはますます負担を押しつける、そうした制度に変容しています。保険料、利用料の引き上げ、利用限度額、利用枠の縮小と、高齢者にますます不安と苦しみを与えております。住みなれた地域で、高齢になっても安心して介護が受けられる、そうした制度の確立が必要ではないでしょうか。本補正は、そうした住民の皆さんの願いに寄り添った内容になっておりません。よって、本議案に反対をいたします。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論はありませんか。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 近藤五四生さん。
〔6番 近藤五四生君登壇〕
○6番(近藤五四生君) 扶桑町議会議案第48号 平成29年度扶桑町
介護保険特別会計補正予算(第2号)については、賛成の立場で討論いたします。
今回の補正は、歳入では、前年度からの繰越金と一部が前年度の支払基金交付金の精算が主なものであります。
そして、歳出では、前年度の国や県の交付金の精算に伴う基金積立金と諸支出金が主なものであります。今後の安定的な介護保険制度の運営については、引き続き本町に適した介護予防を初めとする介護事業のさらなる充実に向けて進めていただきたく要望いたしまして、賛成といたします。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論はありませんか。
〔挙手する者なし〕
○議長(市橋茂機君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより議案第48号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は可決であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(市橋茂機君) ありがとうございます。
起立多数であります。よって、議案第48号 平成29年度扶桑町
介護保険特別会計補正予算(第2号)は、
常任委員長の報告のとおり可決されました。
――――――――――――――――――――――──
◎日程第5 議案第49号 平成29年度扶桑町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
○議長(市橋茂機君) 次に日程第5、議案第49号 平成29年度扶桑町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、討論のある方。
討論ありませんか。
〔「ありません」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより議案第49号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は可決であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(市橋茂機君) ありがとうございました。
起立全員であります。よって、議案第49号 平成29年度扶桑町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、
常任委員長の報告のとおり可決されました。
――――――――――――――――――――――──
◎日程第6 議案第50号 扶桑町特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の制定について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第6、議案第50号 扶桑町特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の制定について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより議案第50号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は可決であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、議案第50号 扶桑町特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の制定については、
常任委員長の報告のとおり可決されました。
――――――――――――――――――――――──
◎日程第7 議案第51号 扶桑町
個人情報保護条例の一部を改正する条例について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第7、議案第51号 扶桑町
個人情報保護条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより議案第51号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は可決であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号 扶桑町
個人情報保護条例の一部を改正する条例については、
常任委員長の報告のとおり可決されました。
――――――――――――――――――――――──
◎日程第8 認定案第1号 平成28年度扶桑町
一般会計歳入歳出決算認定について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第8、認定案第1号 平成28年度扶桑町
一般会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。
討論のある方。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 小林さん。
〔15番 小林 明君登壇〕
○15番(小林 明君) 認定案第1号 平成28年度扶桑町
一般会計歳入歳出決算認定について、反対の討論を行います。
一般会計の決算規模は、収入において99億4,818万8,409円です。支出は96億3,504万6,761円となっております。翌年度の繰り越しとして3億1,314万1,648円となっておりますが、平成28年度の住民の暮らしの状況はどうだったのか振り返ってみる必要があると思います。
アベノミクスと称して円安株高をつくり出して、大企業がもうかれば、そのうち滴が国民に滴り落ちるというような考え方で、大企業やごく一部の富裕層をぼろもうけさせる、こういう政策がとられてまいりました。
また、消費税が5%から8%に引き上げられ、そうした状況が続いて住民の皆さんの暮らしは大変になっております。円高株高で結局物価が上昇し、消費税の税率引き上げとあわせて住民の皆さんの負担は大きなものになっていると思います。働く人たちの賃金、給料はどうなのかという、そうした点においても、安倍政権になってから下落の一途をたどっているというのが実態だと思います。
こうした国民の生活実態の中で、本来ならば社会保障の予算をふやさなければならないのに、社会保障の予算、自然増分を削減する、こういうことが行われてまいりました。文教費の予算においても、同じように削減の一途をたどってきているというのが実態であります。
このような状況のもとで、住民の皆さんの暮らしをいかに守るのかという立場で平成28年度の予算が編成され執行されなければならなかったにもかかわらず、平成28年度の予算、これまでと同様に住民の皆さんの暮らしを顧みない、そういう予算になっていたと思うわけであります。そうした予算が執行された結果、先ほど申しましたような歳入及び歳出の決算の数字が出てきているわけであります。住民の皆さんが今望んでいる暮らしを守る、そういうものは一体どういうものなのか、もう一度考える必要があるのではないかと思います。
一つは、高齢化社会がどんどん進んで、中には自動車の運転免許証を返納するという人たちもかなり出てきている。こうした中で、高齢者の皆さんを初め住民の皆さんの足を確保するということは緊急の課題だと考えるものでありますが、そうした巡回バスについて、一向に検討すらしていないというのが実態ではないかというように思います。
子どもの貧困対策、国においても子どもの貧困が深刻な問題だということから、貧困対策の法律ができました。その法律に基づいて地方自治体の責務が課せられてきているわけですけれども、本当に貧困対策として、法律ができてからどのような取り組みをしてきたかというと、ほとんどされていない。されているというのは国の制度が変わったということだけで、町独自でそうした貧困対策を講じるというようなことがやられてきていないというのが実態だと思います。
特に若い世代の人たちは、結婚するにも、結婚できるような賃金をもらっていないということと同時に、結婚しても経済的な負担が大変だということから、子どもを出産するということを控える状況が生まれているのではないかと思います。そういう点から見ると、学校給食費だとか保育料だとか、そうした一連の父母負担を軽減する、そうした行政を進めていくことが強く求められていると思います。
しかし、実態は学校給食においては学校給食法に基づいて、学校給食法では保護者の負担とするということになっているから、だから、学校給食についての無償化、あるいは助成はしないという考え方が今なお続いているというのが実態であります。放課後児童クラブの利用料の減免制度においても、他の市町が実施している減免制度でありながら、扶桑町にはその制度がないというのが実態であります。それすら、他の市町の状況を見れば当然扶桑町においてもそうした減免制度をつくっていかなければならないにもかかわらず、放置されているというのが実態だと思います。そうしたことから、28年度の予算は本当に住民の皆さんに冷たい、そうした予算になっていると思います。
個々の問題について述べさせていただきますが、例えば保育園の保育士、正規の保育士よりも臨時の保育士のほうが多いというのが実態であります。本当に安心して保育園に子どもを預けることができるような、こうした保育行政を進めていこうとするならば、正規の保育士をもっとふやしていかなければならないと思います。にもかかわらず、臨時の保育士で事を済ませようという姿勢が今なお改められていないというのが実態だと思います。
ごみ処理の問題ですけれども、新
ごみ処理施設が住民の皆さんの十分な理解と納得を得られていない中で強引に推進される、強行されるという事態が生まれてまいりました。尾張北部環境組合が設立されたわけでありますが、本当に住民の皆さんの理解と納得を得るような、そうした形で、仮にあそこの中般若に建設するという場合でも、住民の理解と納得は前提だと思いますが、そうしたことが行われずに強行されてまいりました。納得できるものではありません。
最後に、扶桑町内の経済をどうするのか、こういう観点から、中小業者に対する施策がこれまでと基本的には変わらない、そういうものになっていると思います。この地域の経済を支えているのは中小業者であります。自民党政治の中で規制緩和、規制緩和と叫ばれてまいりました。その後、規制緩和によって大型店の出店は自由となり、量販店の出店も自由となり、結局これまでの地元の業者が潰されるという結果が出てまいりましたし、今なお深刻な状況が続いているわけであります。
こうした中で、今必要なことは、業者の皆さんと住民の皆さんと町行政が一体となって扶桑町の地域経済をどうするのか、このことを考える、業者の皆さんの振興条例を制定する、このことが求められているにもかかわらず、具体的にその取り組みが進められておりません。
この決算認定にそうした理由で反対するわけでありますが、全てが全てけしからんというものではありません。例えて言うならば、商品券の発行、あるいは住宅リフォーム助成制度、日本共産党が提案し、町が実施するようになったわけでありますが、そうした面や、あるいは山名保育園でのゼロ歳児保育の実施のための園舎の改修など、評価する点については評価するわけでありますが、全体として28年度の一般会計決算は住民の願いに十分応えていない、こういうことをもって反対の意見とさせていただきます。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論ありますか。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 澤田さん。
〔8番 澤田憲宏君登壇〕
○8番(澤田憲宏君) 認定案第1号 平成28年度扶桑町
一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論をいたします。
平成28年度の歳入総額は99億4,818万9,000円、歳出総額は96億3,504万7,000円、実質収支額3億1,281万3,000円でありました。このことから、財政運営については黒字であり、良好と判断できると考えます。
また、単年度収支についても8,614万2,000円の赤字であり、黒字の累積減少が図られたと判断いたします。
歳出の目的別経費で見てみますと、その主な目的内訳は、民生費37億9,111万5,000円、構成比39.3%、総務費14億8,239万4,000円、構成比15.4%、教育費12億9,405万9,000円、構成比13.4%、続いて衛生費8.4%、土木費7.8%のそれぞれの構成比でありました。
特に、児童発達支援事務費や障害者自立支援事務費などの扶助費が昨年度比8%の増加でありました。
重点施策として、商品券発行事業、環境にやさしい住宅改善促進事業といった
経済対策事業や、子育て支援の充実で学校空調工事や保育園施設整備等や、高齢者福祉、障害者支援等の福祉分野、商工業・農業に対する活動支援、災害対策、治水対策、交通防犯、生活道路の整備、また行政情報の発信として町勢要覧「扶桑をはぐくむ」を発行され、結果、税の配分がさまざまな分野になされたと理解します。
財政調整基金の残高について、今後ますます子育て支援政策、健康、高齢者福祉対策、急な災害対応など、多様な社会情勢の変化に合わせた施策が必要となります。今後の住民生活向上のために適正に事業を執行していく中で、ある程度不測の事態に備え、適正なめどを設定することは肝要と考えます。
以上、いずれも住民の安心・安全な生活確保のために重要な執行であったと考えます。よって、認定案第1号 平成28年度扶桑町
一般会計歳入歳出決算認定について適正な執行と認め、賛成といたします。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論はないですか。
〔挙手する者なし〕
○議長(市橋茂機君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより認定案第1号の採決を行います。
本案に対する各
常任委員長の報告は認定であります。本案は、各
常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(市橋茂機君) ありがとうございます。
起立多数であります。よって、認定案第1号 平成28年度扶桑町
一般会計歳入歳出決算認定については、各
常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
――――――――――――――――――――――──
◎日程第9 認定案第2号 平成28年度扶桑町
土地取得特別会計歳入歳出決算認定について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第9、認定案第2号 平成28年度扶桑町
土地取得特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。
討論のある方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより認定案第2号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は認定であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(市橋茂機君) ありがとうございます。
起立全員であります。よって、認定案第2号 平成28年度扶桑町
土地取得特別会計歳入歳出決算認定については、
常任委員長の報告のとおり認定することに決しました。
――――――――――――――――――――――──
◎日程第10 認定案第3号 平成28年度扶桑町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第10、認定案第3号 平成28年度扶桑町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。
討論のある方。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 小林さん。
〔15番 小林 明君登壇〕
○15番(小林 明君) 認定案第3号 平成28年度扶桑町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に反対をいたします。
28年度の決算は、歳入において39億4,824万1,540円、歳出は36億7,172万7,862円となっております。翌年度の繰り越しは2億7,651万3,678円になっております。そうした決算状況でありますが、国民健康保険は住民の皆さんの命と健康を守る上で非常に重要な制度だと思います。
しかし、その国民健康保険が住民の皆さんの暮らしを脅かす、そういう実態に一面はなっている部分があります。国民健康保険税は非常に高くて払い切れない、こういう声が絶え間なく聞かれるわけであります。所得の低い人ほど滞納者が多い、こういうのも実態であります。結局、国民健康保険の保険税が住民の皆さんの暮らしを圧迫している、こういう実態が今日の状況の一つの特徴だと私は思います。
ですから、これまでも繰り返し繰り返し国民健康保険税の引き下げを求めてきたわけでありますが、町当局は一向にそうした国民健康保険税の引き下げをするという姿勢を示してまいりませんでした。一般会計からの繰り入れも、もっとふやしたらどうなのかということについて言っても、一向に減らすという気配はありません。ましてや来年度、国保の広域化に伴って国保税が県内で平準化されるのではないか、そういうことを考えながら国民健康保険への一般会計からの繰り入れは不公平だというような考え方で、一般会計からの繰り入れを減額していこうという方向さえ示しているのが実態であります。そうなれば、国民健康保険税はますます高くならざるを得ません。本当に私の一般質問の中で答弁した考え方、けしからん考え方だと思います。行政の一つ一つをとれば、どれも不公平であります。全体の一部として捉えるべきであって、それを個別にばらばらにして、その一つだけを取り上げて不公平だという論議、これはけしからん考え方だと思います。
例えば、学校に通う子どもの給食費、これは子どもを学校に通わせている子どもだけの世帯を捉えていえば、子どもを通わせていない世帯と比較すれば、なぜそういう人たちに学校給食費を出すんだという論議になるわけですし、保育料についても、保育所に通っている子どもだけを捉えて論議すれば、保育所に通わせていない住民にとってみたら、全く不公平であります。
しかし、全体の国保を一つの問題として捉えれば、それぞれの住民にとって、町が負担するのはそれぞれの事業に対して負担するわけであって、何の不公平もないわけであります。にもかかわらず、そうした個々の問題を一つだけ取り上げて、不公平だからといって一般会計からの繰り入れを減らして住民の暮らしを一層脅かすという、こんな考え方は絶対に納得できるものではありません。今後、そうした考え方について、さらに追及していきたいと思います。
いずれにしても、所得の低い人たちにとってみたら国民健康保険税は本当に大変な状況であります。政府は27年度から低所得者対策として、保険者支援金を交付するようになりました。28年度においては、保険者支援分として4,900万円のこれまでなかった財源が新たに生まれたわけであります。結果としてどういうふうになったかというと、27年度の決算の翌年度の繰り越しは2億1,700万円ほどでありました。
ところが、28年度は4,900万円も含めて2億7,651万円であります。結果として6,000万円ほど繰り越しがふえたわけであります。結果としては、保険者支援分の4,900万円は浮いてきたわけであります。それで、国民健康保険の加入世帯は4,490世帯ですから、4,900万円の財源が浮いてきたんだから、これを国保税を引き下げるために活用すれば、1世帯当たり1万円以上の国保税の引き下げが可能であったにもかかわらず、引き下げを求めても一向にその態度を示しませんでした。それが扶桑町の町政の実態だと私は思います。
国民健康保険税が払いたくても払えないという世帯の皆さんに対して何をやっているかというと、地方税滞納整理機構に職員を派遣して、そこに滞納分を引き継いで、本当にひどい取り立てをする。こういうことが行われてきたのが実態だと思います。ですから、滞納繰越金が年々減っているのは、非常に厳しい取り立てを行う、その結果だと私は思います。国民健康保険が本当に住民の皆さんが安心して、健康や命を守る制度になるように町も努力されることを強く求めて、反対討論とさせていただきます。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論ありませんか。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 近藤さん。
〔13番 近藤泰樹君登壇〕
○13番(近藤泰樹君) 認定案第3号 平成28年度扶桑町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論いたします。
国民健康保険制度は、平成30年度から都道府県が財政運営の責任主体となり、市町村とともに国民健康保険の運営を担うことになります。これは国民皆保険を支えている国民健康保険制度の安定性を向上させる大きな改革と言われています。
今回提案されております認定案第3号は、歳入総額39億4,824万2,000円、それから歳出総額36億7,172万8,000円、実質収支額は2億7,651万4,000円でした。被保険者数は年々減少していますが、反比例して医療費は伸びている状況において、平成28年度決算は安定した執行がなされていると思われます。新制度に向けて財政負担の変動も考えられるので、慎重な運営が求められています。よって、今後も医療費の伸びを抑えるために特定健康診査の受診率の向上など健康事業活動に努めていただき、国民健康保険の公平性を保ち、健全な運営に引き続き努力をいただきますよう要望いたしまして、認定案第3号には賛成とさせていただきます。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論ありませんか。
〔挙手する者なし〕
○議長(市橋茂機君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより認定案第3号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は認定であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(市橋茂機君) ありがとうございます。
起立多数であります。よって、認定案第3号 平成28年度扶桑町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定については、
常任委員長の報告のとおり認定することに決しました。
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◎日程第11 認定案第4号 平成28年度扶桑町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第11、認定案第4号 平成28年度扶桑町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。
討論のある方。
〔挙手する者なし〕
○議長(市橋茂機君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより認定案第4号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は認定であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(市橋茂機君) ありがとうございます。
起立全員であります。よって、認定案第4号 平成28年度扶桑町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定については、
常任委員長の報告のとおり認定することに決しました。
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◎日程第12 認定案第5号 平成28年度扶桑町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第12、認定案第5号 平成28年度扶桑町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。
討論のある方。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 髙木さん。
〔14番 髙木義道君登壇〕
○14番(髙木義道君) 認定案第5号 平成28年度扶桑町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対をいたします。
介護保険は国民健康保険同様1億300万円強の黒字で、単年度収支でも4,500万円強の黒字でありました。ますます制度改悪が進んで、保険あって介護なしの状態に拍車をかけています。住民の皆さんに負担を強いる保険料の値上げは必要ありませんでした。福祉充実、住民の皆さんの負担軽減の立場でないことから、本決算に反対をいたします。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論はありますか。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 近藤さん。
〔6番 近藤五四生君登壇〕
○6番(近藤五四生君) 認定案第5号 平成28年度扶桑町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定については、賛成の立場で討論いたします。
平成28年度の介護保険特別会計の決算は、歳入総額が21億1,225万9,830円、歳出総額が20億922万5,583円、実質収支額は1億303万4,000円でありました。歳入については、被保険者の保険料と国・県・町の公費の負担、そして基金からの繰入金が主なものとなっております。
また、歳出においては、介護サービス、介護予防サービス等の保険給付費、地域支援事業費等の介護給付に対する費用に充てられております。今後も高齢者、要介護認定者の増加が見込まれますが、介護保険制度の安定的な事業の運営を望みまして賛成といたします。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論はありませんか。
〔挙手する者なし〕
○議長(市橋茂機君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより認定案第5号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は認定であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(市橋茂機君) ありがとうございます。
起立多数であります。よって、認定案第5号 平成28年度扶桑町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定については、
常任委員長の報告のとおり認定することに決しました。
――――――――――――――――――――――──
◎日程第13 認定案第6号 平成28年度扶桑町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第13、認定案第6号 平成28年度扶桑町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。
討論のある方。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 髙木さん。
〔14番 髙木義道君登壇〕
○14番(髙木義道君) 認定案第6号 平成28年度扶桑町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、反対をいたします。
後期高齢者医療の保険料の値上げがあることで予算の段階で反対をいたしました。後期高齢者医療も年々保険料の負担が利用者に押しつけられています。子どもの医療費同様、高齢者の医療費も国の責任で無料化すべきと考えます。よって、本決算に反対をいたします。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論ありますか。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 兼松さん。
〔7番 兼松伸行君登壇〕
○7番(兼松伸行君) 認定案第6号 平成28年度扶桑町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論させていただきます。
平成28年度歳入歳出決算は、歳入総額4億5,049万4,405円、前年度比9.3%増、歳出総額4億4,954万1,105円、前年度比9.4%増となっております。今後ますます高齢化が進む中、高齢者の方の最も大切な医療であり、平成28年度決算は適切に処理されていると考えます。よって、平成28年度扶桑町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について賛成とします。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論ありませんか。
〔挙手する者なし〕
○議長(市橋茂機君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより認定案第6号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は認定であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(市橋茂機君) ありがとうございます。
起立多数であります。よって、認定案第6号 平成28年度扶桑町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定については、
常任委員長の報告のとおり認定することに決しました。
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◎日程第14 請願第1号
定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願書
○議長(市橋茂機君) 次に日程第14、請願第1号
定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより請願第1号の採決を行います。
本請願に対する
常任委員長の報告は採択であります。本請願は、
常任委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、請願第1号
定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願書については、
常任委員長の報告のとおり採択することに決しました。
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◎日程第15 国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書
○議長(市橋茂機君) 次に日程第15、国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより陳情の採決を行います。
本陳情に対する
常任委員長の報告は採択であります。本陳情は、
常任委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書については、
常任委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
――――――――――――――――――――――──
◎日程第16 愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書
○議長(市橋茂機君) 次に日程第16、愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより陳情書の採決を行います。
本陳情に対する
常任委員長の報告は採択であります。本陳情は、
常任委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書については、
常任委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
――――――――――――――――――――――──
◎日程第17 私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書
○議長(市橋茂機君) 次に日程第17、私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書について、討論を行います。
討論のある方。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 近藤泰樹さん。
〔13番 近藤泰樹君登壇〕
○13番(近藤泰樹君) 私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書について、反対の立場で討論いたします。
扶桑町の私学助成については平成11年より所得制限を外し、保護者負担公私格差を是正すべく補助を行っています。限度額1万6,000円を維持し、県下でもまずまずの水準を維持しています。扶桑町の財政状況を鑑み、この拡充は厳しいと言わざるを得ません。したがって、採択することに反対といたします。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論ありますか。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 髙木さん。
〔14番 髙木義道君登壇〕
○14番(髙木義道君) 私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書に賛成をいたします。
毎年3億円強の黒字の財政状況で財政が厳しいというのは、町の立場を代弁するものであります。この私立高校生に対する授業料の助成は、これまでは所得制限なしに一律で支給されておりましたが、現在は所得制限を行って、国・県の助成を受け、そして1万6,000円に満たない部分について町が補助をする。そうした制度に変容してきております。公私格差をなくし、教育の機会均等を保障すること、そして父母負担を軽減する上でも、町は積極的に私立高校生を応援していくべきではないでしょうか。よって、本陳情を採択することに賛成をいたします。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論ありますか。
〔挙手する者なし〕
○議長(市橋茂機君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより陳情書の採決を行います。
本陳情に対する
常任委員長の報告は不採択であります。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(市橋茂機君) ありがとうございます。
起立少数であります。よって、私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書は、不採択と決しました。
ここで追加案件がありますが、あわせて休憩に入ります。15分の休憩をいただきたいと思います。したがって、25分までの休憩といたします。
午後2時10分 休憩
午後2時26分 再開
○議長(市橋茂機君) それでは休憩を閉じ、会議を再開いたします。
ここでお諮りいたします。
先ほどの休憩中に、意見書案第9号
定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書について、意見書案第10号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書について、意見書案第11号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について、意見書案第12号
道路整備予算の確保及び道路整備に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書について、意見書案第13号 小中学校における
プログラミング必修化に対して支援を求める意見書について、意見書案第14号 北朝鮮の核実験を厳しく糾弾・抗議し、問題解決のために世界と日本の安全確保を求める意見書について、意見書案第15号 日本政府に
核兵器禁止条約の調印を求める意見書について及び意見書案第16号 「森友学園・加計学園」、防衛省・自衛隊の日報隠蔽問題の疑惑解明のために徹底的審議を求める意見書についての8案件が提出されました。
この際、これを日程に追加し、議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第9号、意見書案第10号、意見書案第11号、意見書案第12号、意見書案第13号、意見書案第14号、意見書案第15号及び意見書案第16号の8案件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
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◎日程第18 意見書案第9号
定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第18、意見書案第9号
定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書についてを議題とし、提出者 大河原光雄さんの説明を求めます。
大河原さん。
〔2番 大河原光雄君登壇〕
○2番(大河原光雄君) 意見書案第9号
定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書について。
上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成29年9月28日提出、扶桑町議会議員 大河原光雄、和田佳活、近藤泰樹、髙木義道、矢嶋惠美、近藤五四生、佐藤智恵子、兼松伸行。
別記の抜粋を読んで説明といたします。
定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書。
未来を担う子どもたちが夢や希望を持ち、健やかに成長していくことは、全ての国民の切なる願いである。しかし、学校現場では子どもたちの健全育成に向けて真摯に取り組んでいるものの、いじめや不登校、非行問題行動を含めた、子どもたちを取り巻く教育課題は依然として克服されていない。山積する課題に対応し、全ての子どもたちに行き届いた教育を行うためにも、少人数学級のさらなる拡充を含めた
定数改善計画の早期策定・実施が不可欠である。
貴職においては、平成30年度の政府予算編成に当たり、
定数改善計画の早期策定・実施と、
義務教育費国庫負担制度の堅持とともに、国庫負担率2分の1への復元に向けて、十分な教育予算を確保されるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成29年9月28日。
内閣総理大臣 安倍晋三殿、財務大臣 麻生太郎殿、総務大臣 野田聖子殿、文部科学大臣 林 芳正殿、内閣官房長官 菅 義偉殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。
○議長(市橋茂機君) 以上で説明が終わりました。
お諮りいたします。
意見書案第9号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより意見書案第9号の採決を行います。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第9号
定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書については、原案のとおり可決されました。
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◎日程第19 意見書案第10号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第19、意見書案第10号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書についてを議題とし、提出者 和田佳活さんの説明を求めます。
和田さん。
〔1番 和田佳活君登壇〕
○1番(和田佳活君) 意見書案第10号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書について。
上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成29年9月28日提出、扶桑町議会議員 和田佳活、大河原光雄、近藤泰樹、髙木義道、矢嶋惠美、近藤五四生、佐藤智恵子、兼松伸行。
別記を抜粋し、読んで意見書とします。
国の私学助成の増額と拡充に関する意見書。
私立学校は、国公立学校とともに国民に教育を受ける権利を保障する公教育の場として重要な役割を担っており、国においても、昭和50年に学費の公私間格差是正を目的とした私立学校振興助成法を制定し、文部科学省による国庫助成たる各種助成措置が講じられてきた。
私学は「公教育」の重要な役割を担っている。本来、学校は、公立・私立を問わず、誰もが教育の中身によって自由に選択することが望ましく、父母負担と教育条件の公私格差を是正することは、単に私学の問題だけでなく、父母・市民にとって切実な要求であり、とりわけ、準義務化された高校教育においては急務となっている。
貴職におかれましては、父母負担の軽減と教育改革を願う広範な父母国民の要求に応え、学校と教育を最優先する施策を推進することが望まれている。
よって、当議会は政府に対して、国の責務と私学の重要性に鑑み、父母負担の公私格差を是正するための就学支援金を一層拡充するとともに、あわせて、私立学校振興助成法に基づく国庫補助制度を堅持し、私立高校以下の国庫補助金と、それに伴う地方交付税交付金を充実し、私立高等学校以下の経常費補助の一層の拡充を図られるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成29年9月28日。
内閣総理大臣 安倍晋三殿、財務大臣 麻生太郎殿、総務大臣 野田聖子殿、文部科学大臣 林 芳正殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。
○議長(市橋茂機君) 以上で説明が終わりました。
ここでお諮りいたします。
意見書案第10号については、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより意見書案第10号の採決を行います。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第10号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書については、原案のとおり可決されました。
――――――――――――――――――――――──
◎日程第20 意見書案第11号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第20、意見書案第11号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書についてを議題とし、提出者 大河原光雄さんの説明を求めます。
大河原さん。
〔2番 大河原光雄君登壇〕
○2番(大河原光雄君) 意見書案第11号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について。
上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成29年9月28日提出、扶桑町議会議員 大河原光雄、和田佳活、近藤泰樹、髙木義道、矢嶋惠美、近藤五四生、佐藤智恵子、兼松伸行。
別紙の抜粋を読んで説明といたします。
愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書。
私学は、「公教育」の重要な役割を担っており、生徒急増期においては、生徒収容で多大な役割を担うなど、「公私両輪体制」で県下の「公教育」を支えてきた。このような事情から、父母負担と教育条件の公私格差を是正することは長年にわたる県政の最重要施策と位置づけられ、各種の助成措置が講じられてきた。
本来、学校は、公立・私立を問わず、誰もが教育の中身によって自由に選択することが望ましく、父母負担と教育条件の公私格差を是正することは、単に私学の問題だけではなく、父母・市民にとって切実な要求である。とりわけ、準義務化された高校教育においては急務である。
貴職におかれては、父母負担の軽減と教育改革を願う広範な県民の要求に応え、学校と教育を最優先する施策を推進することこそが望まれている。
よって、当議会は父母負担軽減に大きな役割を果たしている授業料助成を拡充するとともに、経常費助成についても国から財源措置のある「国基準単価」を土台に、学費と教育条件の「公私格差」を着実に是正できる施策を実施することを要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成29年9月28日。
愛知県知事 大村秀章殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。
○議長(市橋茂機君) 以上で説明が終わりました。
ここでお諮りいたします。
意見書案第11号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより意見書案第11号の採決を行います。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第11号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書については、原案のとおり可決されました。
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◎日程第21 意見書案第12号
道路整備予算の確保及び道路整備に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第21、意見書案第12号
道路整備予算の確保及び道路整備に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書についてを議題とし、提出者 千田利明さんの説明を求めます。
〔11番 千田利明君登壇〕
○11番(千田利明君) 意見書案第12号
道路整備予算の確保及び道路整備に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書について。
上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成29年9月28日提出、扶桑町議会議員 千田利明、髙木義道、矢嶋惠美、佐藤智恵子、杉浦敏男、大河原光雄、小室輝義、和田佳活。
別記を簡略して読みまして、説明とさせていただきます。
道路整備予算の確保及び道路整備に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書。
道路は、町民の生活や経済・社会活動を支えるとともに、町民の安全・安心を確保し、地域活性化を図る上で極めて重要な社会資本である。
これまで、道路事業においては「道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」の規定により、平成29年度までの時限措置として補助率等がかさ上げされてきたが、道路財特法によるかさ上げ措置の廃止は、道路事業費の縮減や地方財政負担の増加をもたらし、道路整備の遅滞を招くことで、その影響は深刻かつ重大なものとなる。
よって、国におかれては、来年度以降も着実な道路整備の推進に向け、下記の措置を講じられるよう強く要望する。
記1.地方は真に必要とする道路整備を推進するために必要な予算を確保すること。
2.道路財特法の補助率等のかさ上げ措置については、平成30年度以降も継続すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成29年9月28日。
衆議院議長 大島理森殿、参議院議長 伊達忠一殿、内閣総理大臣 安倍晋三殿、財務大臣 麻生太郎殿、国土交通大臣 石井啓一殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会です。
○議長(市橋茂機君) 以上で説明が終わりました。
お諮りいたします。
意見書案第12号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより意見書案第12号の採決を行います。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第12号
道路整備予算の確保及び道路整備に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書については、原案のとおり可決されました。
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◎日程第22 意見書案第13号 小中学校における
プログラミング必修化に対して支援を求める意見書について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第22、意見書案第13号 小中学校における
プログラミング必修化に対して支援を求める意見書についてを議題とし、提出者 佐藤智恵子さんの説明を求めます。
佐藤さん。
〔5番 佐藤智恵子君登壇〕
○5番(佐藤智恵子君) 意見書案第13号 小中学校における
プログラミング必修化に対して支援を求める意見書について。
上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成29年9月28日提出、扶桑町議会議員 佐藤智恵子、千田利明、髙木義道、矢嶋惠美、杉浦敏男、大河原光雄、小室輝義、和田佳活。
別記を抜粋して説明とさせていただきます。
小中学校における
プログラミング必修化に対して支援を求める意見書。
2020年にプログラミングが小学校において必修化されることに伴い、各都道府県教育委員会において、人材育成、指導内容等について、独自に試行錯誤を繰り返しているが、「どの分野に力点を置き、いかなる人材を養成すべきか」との課題は残されたままである。地域間の格差を是正するためにも、中核となる指導内容については全国共通のものとなることが求められる。
そこで、以下の3点について要望する。
記1.早期にプログラミングの指導内容について明らかにすること。
2.円滑な指導を行うために必要な財政措置を行うこと。
3.民間人材の積極的な活用や、自治体において適正な人員配置が困難な場合には、広域での対応を行うなど、弾力的な人材配置を認めること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成29年9月28日。
内閣総理大臣 安倍晋三殿、文部科学大臣 林 芳正殿、経済産業大臣 世耕弘成殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。
○議長(市橋茂機君) 以上で説明が終わりました。
お諮りいたします。
意見書案第13号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより意見書案第13号の採決を行います。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第13号 小中学校における
プログラミング必修化に対して支援を求める意見書については、原案のとおり可決されました。
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◎日程第23 意見書案第14号 北朝鮮の核実験を厳しく糾弾・抗議し、問題解決のために世界と日本の安全確保を求める意見書について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第23、意見書案第14号 北朝鮮の核実験を厳しく糾弾・抗議し、問題解決のために世界と日本の安全確保を求める意見書についてを議題とし、提出者 髙木義道さんの説明を求めます。
髙木さん。
〔14番 髙木義道君登壇〕
○14番(髙木義道君) 意見書案第14号 北朝鮮の核実験を厳しく糾弾・抗議し、問題解決のために世界と日本の安全確保を求める意見書について。
上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成29年9月28日提出、扶桑町議会議員 髙木義道、千田利明、矢嶋惠美、佐藤智恵子、杉浦敏男、大河原光雄、小室輝義、和田佳活。
別記を読み上げて提案説明とさせていただきます。
北朝鮮の核実験を厳しく糾弾・抗議し、問題解決のために世界と日本の安全確保を求める意見書。
北朝鮮は、9月3日、昨年9月に続く6回目の核実験を強行した。北朝鮮は、「大陸間弾道ミサイルを搭載の水素爆弾の実験を成功させた」と主張している。
北朝鮮の核実験は、ことしだけでも14回行った弾道ミサイル発射とともに、世界と地域の平和と安定にとって重大な脅威であり、国連安保理決議、6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に違反する暴挙であり、国際社会が追求している「対話による解決」に逆行する行為である。また、「核兵器のない世界」を求める世界の大勢に逆らうものである。
扶桑町議会は、「非核平和宣言」をしている町として、強い憤りを持って、この暴挙を糾弾し、断固抗議する。
したがって、政府に対し、世界と日本の平和と安全を確保するために万全を尽くすことを求める。
以上、地方自治法第99条の規定により提出する。平成29年9月28日。
衆議院議長 大島理森殿、参議院議長 伊達忠一殿、内閣総理大臣 安倍晋三殿、外務大臣 河野太郎殿、防衛大臣 小野寺五典殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。
○議長(市橋茂機君) 以上で説明が終わりました。
お諮りいたします。
意見書案第14号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、これより意見書案第14号の採決を行います。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第14号 北朝鮮の核実験を厳しく糾弾・抗議し、問題解決のために世界と日本の安全確保を求める意見書については、原案のとおり可決されました。
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◎日程第24 意見書案第15号 日本政府に
核兵器禁止条約の調印を求める意見書について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第24、意見書案第15号 日本政府に
核兵器禁止条約の調印を求める意見書についてを議題とし、提出者 髙木義道さんの説明を求めます。
髙木さん。
〔14番 髙木義道君登壇〕
○14番(髙木義道君) 意見書案第15号 日本政府に
核兵器禁止条約の調印を求める意見書について。
上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成29年9月28日提出、扶桑町議会議員 髙木義道、小林 明。
別記を読み上げて、提案説明といたします。
日本政府に
核兵器禁止条約の調印を求める意見書。
広島と長崎にアメリカの原子爆弾が投下されてから72年を経たことし7月7日、ついに
核兵器禁止条約が採択された。
条約は、核兵器について破滅的な結末をもたらす非人道的な兵器であり、国連憲章、国際法、国際人道法、国際人権法に反するものであると断罪して、これに「悪の烙印」を押した。核兵器は今や不道徳であるだけでなく、歴史上初めて明文上も違法なものとなった。
条約は、開発、生産、実験、製造、取得、保有、貯蔵、使用とその威嚇に至るまで、核兵器にかかわるあらゆる活動を禁止し、「抜け穴」を許さないものとなっている。
また条約は、核保有国の条約への参加の道を規定するなど核兵器完全廃絶への枠組みを示している。同時に、被爆者や核実験被害者への援助を行う責任も明記され、被爆国、被害国の国民の切望に応えるものとなっている。
このように、
核兵器禁止条約は、被爆者とともに我々国民が長年にわたり熱望してきた核兵器完全廃絶につながる画期的なものである。広島、長崎への原爆投下に見られる核兵器の惨禍を体験し、その経験から戦争放棄を定めた憲法を持つ日本は、核兵器の禁止に賛同し、推進の先頭に立つことを強く求められる。
9月20日には
核兵器禁止条約の署名が開放される。扶桑町議会は日本政府が速やかに禁止条約に調印することを求める。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。平成29年9月28日。
衆議院議長 大島理森殿、参議院議長 伊達忠一殿、内閣総理大臣 安倍晋三殿、外務大臣 河野太郎殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。
○議長(市橋茂機君) 以上で説明が終わりました。
これより意見書案第15号の質疑を行います。
質疑のある方。
〔挙手する者なし〕
○議長(市橋茂機君) 質疑もないようですから、以上で質疑を終結いたします。
これより意見書案第15号について討論を行います。
討論のある方。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 千田利明さん。
〔11番 千田利明君登壇〕
○11番(千田利明君) 意見書案第15号 日本政府に
核兵器禁止条約の調印を求める意見書について、採択することに反対の討論をさせていただきます。
北朝鮮における核開発における実験やたび重なる弾道ミサイルの発射に対して厳しく抗議することには何ら異論を挟むものではありません。国連における今回の
核兵器禁止条約の調印では、核兵器の製造、保有、使用の脅迫を一切禁じる国際的な合意をするものであり、核兵器保有国は全ての核兵器庫やその関連施設を特定の期間内に廃棄しなければならないことから、核保有国はこの条約に調印しないという態度で臨んでおります。
また、我が国は外交上の問題などを十分に踏まえた上で不参加を表明いたしました。日本ばかりでなく、核に頼る世界平和を否定しながら、核保有国による核のパワーバランスのもとで維持される安全保障には、諸外国においても大きな問題を含んでおりますが、今回の北朝鮮のように力の誇示だけを目的とする行為に対して、この条約のように最善策ではあるかもしれませんが、今現状を全て否定するだけでは問題解決には至らないものと考えます。
先般、国連において対話を通じた平和で包括的な解決への声明が出されましたように、政府に対して、早期にこの事態の収拾へ向けて関係諸国との平和的な積極的外交を繰り返し行動していただくことをお願いいたしまして、この日本政府に
核兵器禁止条約の調印を求める意見書の願意にはまことに賛同できるところではありますが、採択することには反対とさせていただきます。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論ありますか。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 小林さん。
〔15番 小林 明君登壇〕
○15番(小林 明君) 日本政府に
核兵器禁止条約の調印を求める意見書について、提出者の一人として賛成の意見を述べさせていただきます。
72年前の8月6日、広島に、そして8月9日、長崎に人類史上初めて原爆が投下されました。一瞬のうちに広島のまち、長崎のまちは壊滅状態となって、何十万人の人たちが犠牲になるという状況が生まれました。こうした戦争被爆国の日本として、核兵器の禁止を求める、そうした条約がつくり上げられるということは大いに歓迎すべきことだと私は思います。
ことしの7月7日に
核兵器禁止条約が国連総会で採択されました。122カ国の賛成によって採択されたもので、国連加盟国の圧倒的多数がこれに賛同したわけであります。条約においては、提案者が意見書の中で述べましたように、国連憲章、国際法、国際人権法、国際人道法に反するものであると断罪して、歴史上初めて核兵器が違法なものだということを明文上、明らかにしたものになりました。
また、条約は核兵器の開発や生産、実験、製造、取得、保有、貯蔵、使用とその威嚇に至るまで活動を禁止するものになっております。この
核兵器禁止条約は被爆者の皆さんの本当に長年の切実な願望であり、被爆者の人たちがその実現を求めて、日本を初め世界各国に出かけて運動をした結果つくり上げられたものだと私は確信するものであります。被爆国日本の国民の願いであるこの
核兵器禁止条約は、何としても批准し、そして世界に、核保有国にもその賛同を求めていかなければならないものであると思います。
しかし、安倍首相の姿勢はどうなのか。核抑止力の上に立って、
核兵器禁止条約に反対するという態度をとっております。先ほど意見書に反対する討論の中で、北朝鮮の問題を取り上げられておりましたけれども、北朝鮮に核兵器の開発を禁止するという、そうしたことを迫っていく上からも
核兵器禁止条約というものは非常に重要なものだと思います。
一たび核兵器が使用されたならば、この地球の破滅になる可能性があります。人類の死活にかかわる、こうした核兵器を禁止すべきは、被爆国国民として、そのことを求めるのは当然だと思います。安倍首相の核抑止力の上に立った反対の姿勢に対して、被爆者の皆さんは官邸前に出かけて怒りの抗議を上げる、こうした状況がつくり出されておりますし、国民の願望にも反するものだと思います。
扶桑町は非核平和宣言をした町として、この
核兵器禁止条約に政府が署名し、そして国会でも批准することを求めることは当然だと考えるものであります。ですから、この日本政府に
核兵器禁止条約の調印を求める意見書を賛成していただいて、政府に提出することをお願いいたしまして、賛成討論といたします。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論ありませんか。
〔挙手する者なし〕
○議長(市橋茂機君) ほかに討論もないようですから、以上で討論を終結いたします。
これより意見書案第15号の採決を行います。
本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(市橋茂機君) ありがとうございます。
起立少数であります。よって、意見書案第15号 日本政府に
核兵器禁止条約の調印を求める意見書については、否決されました。
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◎日程第25 意見書案第16号 「森友学園・加計学園」、防衛省・自衛隊の日報隠蔽問題の疑惑解明のために徹底的審議を求める意見書について
○議長(市橋茂機君) 次に日程第25、意見書案第16号 「森友学園・加計学園」、防衛省・自衛隊の日報隠蔽問題の疑惑解明のために徹底的審議を求める意見書についてを議題とし、提出者 髙木義道さんの説明を求めます。
髙木さん。
〔14番 髙木義道君登壇〕
○14番(髙木義道君) 意見書案第16号 「森友学園・加計学園」、防衛省・自衛隊の日報隠蔽問題の疑惑解明のために徹底的審議を求める意見書について。
上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成29年9月28日提出、扶桑町議会議員 髙木義道、小林 明。
別記を読み上げて、提案説明とさせていただきます。
「森友学園・加計学園」、防衛省・自衛隊の日報隠蔽問題の疑惑解明のために徹底的審議を求める意見書。
国民の間では「加計」疑惑などで政治がゆがめられてきたという批判が七、八割に上る。
大阪の学校法人「森友学園」をめぐる疑惑では前理事長の籠池泰典夫妻が国や大阪府の補助金をだまし取っていた疑いで逮捕された。しかし、核心とも言える財務省が国有地を破格の安値で払い下げた疑惑や首相の妻 昭恵氏がかかわっていた疑惑については解明が進んでいない。昭恵氏や関係者の
証人喚問を含め、国会で徹底的に解明すべきである。
安倍首相の腹心の友が理事長を務める「加計学園」が、「国家戦略特区」を舞台に行政をゆがめ獣医学部の新設をしようとする疑惑では初めに「加計」ありきだったのではないかとの指摘もあり、徹底究明することがいよいよ重要である。文部科学省が作成した文書に、開設は「官邸の最高レベルが言っている」「総理の御意向」などと内閣府側に言われたと明記されていたことが示すように、首相や官邸の関与で行政がゆがめられたことが疑われている重大問題である。
南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派兵された陸上自衛隊の日報隠しなどで、安倍首相や関係閣僚の答弁は説明責任を果たすどころか、「不正はなかった」「記憶がない」などと無責任きわまるものであり、国民の不信解消とはほど遠い姿である。
よって、上記の問題について、国会で疑惑を徹底的に解明することを求める。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。平成29年9月28日。
衆議院議長 大島理森殿、参議院議長 伊達忠一殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。
○議長(市橋茂機君) 以上で説明が終わりました。
これより意見書案第16号の質疑を行います。
質疑のある方。
〔挙手する者なし〕
○議長(市橋茂機君) 質疑もないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより意見書案第16号について討論を行います。
討論のある方。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 和田さん。
〔1番 和田佳活君登壇〕
○1番(和田佳活君) 「森友学園・加計学園」、防衛省・自衛隊の日報隠蔽問題の疑惑解明のために徹底的審議を求める意見書提出について、反対の立場で討論いたします。
森友学園においては、現在、会計検査院による検査が行われており、結果を待つべき現況にあると思います。
しかしながら、政府において引き続き丁寧に説明していくことは重要であると考えます。
加計学園においては、そもそも国家戦略特区制度は地方自治体や事業者の規制改革提案を受けて議論が始まる性格のものであり、この点に視点を起きますと前愛媛県知事 加戸氏、京都産業大学の黒坂氏の発言を重視し、地方自治の観点から考える性格のものと思います。
防衛省・自衛隊日報の問題は、特別防衛監察の結果が報告され、その結びとして、防衛省・自衛隊の活動には国民の理解と支持が不可欠であり、国民に説明する責務を全うすることが極めて重要であることを認識し、改善策を早急に講じた上で各種業務における適正性の確保に万全を期すべきであるとされております。今後も、このことに注意していくことは必要であると思います。
以上のことを鑑み、意見書の提出については反対といたします。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論ありますか。
〔挙手する者あり〕
○議長(市橋茂機君) 小林さん。
〔15番 小林 明君登壇〕
○15番(小林 明君) 「森友学園・加計学園」、防衛省・自衛隊の日報隠蔽問題の疑惑解明のために徹底的審議を求める意見書、この意見書は採択すべきという立場で、提出者の一人として意見を述べさせていただきます。
安倍首相は、森友学園・加計学園、さらには自衛隊の日報隠蔽問題の疑惑に対して丁寧に国民の皆さんに説明をすると言いながら、何も国民が納得できる説明はされませんでした。この疑惑解明を隠すという意図で衆議院がきょう解散されたようであります。丁寧に説明をすると言いながら衆議院を解散して総選挙を行う。これはまさに、丁寧に説明するどころか疑惑を隠すものであると言わざるを得ません。
日本共産党を含めて野党4党が、6月22日に憲法53条に基づいて国会を召集することを内閣に要求いたしました。憲法の規定によれば、衆議院、参議院いずれかの議員の4分の1以上の議員が臨時国会を請求すれば、政府はこの臨時国会を召集しなければならないと規定されているにもかかわらず、3カ月以上も臨時国会を召集せずに、臨時国会を召集することになったきょう28日の臨時国会の冒頭に国会を解散するということは、これはまさに憲法53条に基づく国会召集の請求に反するものであると言わざるを得ません。丁寧に説明すると言っておきながら、臨時国会で何の説明もせず国会を解散する、このようなことはまさに憲法違反と言わなければならないと思います。
こうした安倍首相の姿勢が国民の皆さんの大きな怒りを買っていると言わなければなりません。最近の共同通信の世論調査においても、加計学園や森友学園の疑惑に対して、政府は国民が納得できる説明をしていないという、こうした回答が78.8%にも上っております。このことを考えれば、国会において森友学園や加計学園の疑惑について徹底解明を求めるのは当然だと思います。あれこれ言ったとしても、国民の皆さんの納得がまず第一だと思います。
森友学園の問題をめぐっては、既に籠池氏が国会でも証言しておりますように、安倍首相名義で100万円の寄附を昭恵氏から受け取ったと証言いたしました。そしてまた、国有地の払い下げに当たって、格安で払い下げられるよう安倍首相の夫人である昭恵氏に依頼したということも証言いたしました。ですから、この真相を解明するに当たって、昭恵氏の
証人喚問は欠かすことができません。そうした昭恵氏の
証人喚問に応じず、丁寧に説明すると言っていることは、これはまさに矛盾することであって、この意見書においては
証人喚問を含め国会で徹底解明すべきであるということを求めているものであります。
加計学園の問題について言うならば、この加計学園の理事長と安倍首相は腹心の友だということを安倍首相自身が述べているわけであります。そして、加計学園の問題というのか、国家戦略特区の問題が取り上げられる状況の中で、安倍首相は一緒にゴルフに7回行ったとか、会食をともにしただとか言っております。腹心の友の加計学園の愛媛県今治市に進出する国家戦略特区における獣医学部の新設、これについて誰もが政府の言っていること、そのことを信用していないと言っても言い過ぎではないと思います。文部科学省は獣医学部は十分足りているという立場を一貫してとっていたにもかかわらず、この獣医学部の開設について「官邸の最高レベルが言っていること」だとか「総理の御意向」などと官邸のほうから圧力をかけるような、こういう疑惑が問題になっているわけであります。そうした点で、安倍首相と加計学園の理事長である加計氏との関係、あるいは官邸との関係が重大な問題だと言わなければならないと思います。
この問題においても、国民の皆さんの圧倒的多数が政府の説明に納得しているものではありません。本当にこの問題の疑義をただしていく上からも、この意見書をぜひ採択していただきたいと思います。
南スーダンの国連平和維持活動の問題でありますが、このPKO活動は紛争地域には派遣しない、あるいは戦闘地域には派遣しないという、こういうことになっております。この陸上自衛隊の日報においては、当初は破棄してなかったと言っておきながら、実際にはその文書が出てきて、そしてその文書の中には、戦闘行為がすぐ近く、要するにジュバの宿営地のすぐ近くで戦闘行為が行われている、こういうことが書かれていた日報であります。
この日報からいけば、PKOは直ちに撤退しなければなりません。ちょうどそのころ安保法制、戦争法の問題が大きな問題として論議されていた時期であります。そうした問題がある中で、日報がもう既に破棄して存在していないということを言いながら、実際には日報が出てきたわけで、そうした安倍首相や関係閣僚の責任は全く果たす状況ではありません。日報隠蔽問題は何としても国の安全、あるいは日本の平和の問題からいっても徹底して解明していく必要があると思います。
そうした点から、森友学園・加計学園、防衛省自衛隊の日報隠蔽問題の疑惑解明を国民の疑惑を解明してほしいという要望に応えるためにも、徹底的な審議を求める意見書を採択していただきたいと思います。
最後に、こうした問題は結局は安倍首相自身が国政を私物化しているという問題になるわけであって、こうした国政の私物化を許さないという立場に立った上からも、この意見書を可決していただきたいということを述べて、賛成討論といたします。
○議長(市橋茂機君) ほかに討論ありますか。
〔挙手する者なし〕
○議長(市橋茂機君) ほかに討論もないようですから、以上で討論を終結いたします。
これより意見書案第16号の採決を行います。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(市橋茂機君) ありがとうございます。
起立少数であります。よって、意見書案第16号 「森友学園・加計学園」、防衛省・自衛隊の日報隠蔽問題の疑惑解明のために徹底的審議を求める意見書については、否決されました。
以上で、本日議会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。
お諮りいたします。
これをもって平成29年第5回9月扶桑町議会定例会を閉会したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、平成29年第5回9月扶桑町議会定例会を閉会いたします。ありがとうございました。
午後3時27分 閉会
地方自治法第123条の規定によりここに署名する。
扶桑町議会議長 市 橋 茂 機
扶桑町議会議員 小 室 輝 義
扶桑町議会議員 髙 木 義 道...